越路吹雪の「ラストダンスは私に」歌碑除幕式に真琴つばさ、龍真咲が来場

越路吹雪「ラストダンスは私に」歌碑除幕式、真琴つばさ、龍真咲

2016年は、歌手の故・越路吹雪の三十七回忌であるとともに、越路吹雪のマネージャーにして作詞家の故・岩谷時子の生誕100年の年。11月7日の越路吹雪の命日を前に、また岩谷時子の命日である10月25日に、越路吹雪の歌碑に二人の写真と合わせ、「ラストダンスは私に」の歌碑を新たに設置する運びとなり、麻布山善福寺にて「ラストダンスは私に」歌碑除幕式を行われた。除幕式には、両者と同じく宝塚のOGで、岩谷時子訳詩の楽曲を数多く歌っている真琴つばさ、9月に宝塚を退団した元月組トップスターの龍真咲が来場し、歌碑の除幕および献花が行われた。

越路吹雪「ラストダンスは私に」歌碑除幕式、真琴つばさ、龍真咲

取材を受けた2人は、越路、岩谷への想いを次のように語った。

真琴つばさ「初めて歌碑を見て、越路さんが天国から見守ってくれている気がしました。これからも越路さんの歌をただ歌うだけでなく、そこに込められた心や魂をずっと伝えていきたいです。11月7日のトリビュート・コンサートでは「愛の讃歌」をみんなで歌わせて頂きます。越路さんは“魅せる”という言葉が最も似合う方だと思います。宝塚OGにとっては雲の上の特別な存在ですが、ただ見上げるだけではなく、少しでも何かを受け継いでいきたいと思います。」

龍真咲「宝塚100年の歴史の中の新しい世代として、私は私なりに越路さんのたくさんの曲や、岩谷さんの詩を歌っていきたいです。越路さんの影響力は、いまでも世代を越えて脈々と引き継がれています。今回、トリビュート・アルバムで「愛の讃歌」を歌わせて頂きました。卒業公演でも歌った曲なので、私にとってとても思い入れのある曲で、今回またレコーディングを出来て改めて感動しました。」

越路吹雪「ラストダンスは私に」歌碑除幕式、真琴つばさ、龍真咲

11月7日には、真琴つばさも出演する「岩谷時子メモリアルコンサート~Forever~」が開催される。同じく宝塚OGである杜けあき、姿月あさと、凰稀かなめのほか、入野自由、岡幸二郎、田代万里生、中川晃教、新妻聖子、福井晶一といった錚々たるミュージカルスターたちが出演する。また、宝塚歌劇団OGによる越路吹雪トリビュート・アルバム『越路吹雪に捧ぐ』に収録される、龍真咲さんの「愛の讃歌」のレコーディングの模様を収録した90秒のダイジェスト動画が、越路吹雪 ユニバーサルミュージックオフィシャルサイト内に公開された。思い切ったラテン・アレンジで歌われる全く新しい「愛の讃歌」を是非ご覧いただきたい。



岩谷時子メモリアルコンサート~Forever~

場所:中野サンプラザホール
日時:2016年11月7日(月)
昼の部14:00開場/14:30開演
夜の部18:00開場/18:30開演
[問]株式会社アイエスTEL 03-3355-3553

岩谷時子メモリアルコンサート~Forever~オフィシャルサイト

『越路吹雪に捧ぐ』ジャケット

宝塚歌劇団OGによる越路吹雪トリビュート・アルバム『越路吹雪に捧ぐ』

12月21日発売
品番:UPCY-7215 CD2枚+DVD=3枚組 ¥8,500(税抜)
越路吹雪ユニバーサルミュージックストア特典:越路吹雪カレンダー
<新録音アーティスト/収録曲>
安奈 淳/「ラストダンスは私に」
麻実 れい/「眠れぬ夜の長恨歌(朗読)」
寿 ひずる/「夢の中に君がいる」
剣 幸/「愛の讃歌」
杜 けあき/「枯葉」
安寿 ミラ/「愛の幕切れ」「洒落にしましょう」
涼風 真世/「筏流し」
久世 星佳/「パダム・パダム」
稔 幸/「ビギン・ザ・ビギン」
真琴 つばさ/「ジジ・ラモローゾ」「人生は過ぎゆく」
姿月 あさと/「シャンソン」
湖月 わたる/「ろくでなし」「ブギウギ巴里」
春野 寿美礼/「ジュテムレ」「群衆」
貴城 けい/「セ・シ・ボン」「君を待つ」
水 夏希/「水に流して」「家へ帰るのが怖い」
壮 一帆/「イカルスの星」「恋ごころ」
凰稀 かなめ/「サン・トワ・マミー」「パリ野郎」
龍 真咲/「雪が降る」「愛の讃歌」
<その他収録曲>
深緑 夏代「巴里の夜」「悲しみよこんにちは」
朝丘 雪路「アイ・ラヴ・パリ」
麻実 れい「明日は月の上で」「バラ色の人生」
大浦 みずき「ケサラ」「群衆」
杜 けあき「誰もいない海」
一路 真輝「ラストダンスは私に」「アマリア」
稔 幸「メランコリー」
姿月 あさと「そして今は」
越路 吹雪「愛の讃歌」

越路吹雪 ユニバーサルミュージックオフィシャルサイト

越路吹雪 ユニバーサルミュージックストア