西田あい、アコースティックコンサートで新曲お披露目

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演歌アイドルとして注目される西田あいが10月8日に千葉・京葉銀行文化プラザ音楽ホールにて<西田あい アコースティックコンサート あいの唄~Love Songs~in 千葉>をおこなった。

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アコースティックコンサートの名に相応しく、ギター、ドラム、ベース、ピアノ、バイオリン、コーラス2名の7名で編成された生バンドの演奏をバックに、西田がワインレッド色のドレスで登場。「大人っぽくワインドレスにしてみました。」とワインレッド色を間違えてしまうなどおどけたトークを展開し、新曲CDのカップリング曲「ショーウインドーの雨」をボサノバ調のアレンジで初披露、大入りの観客からは割れんばかりの「あいちゃ~ん」コールが鳴り響いた。

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西田は会場がクラシックのホールで音が良く響く上に、バンドもその特性を活かした編成、アレンジであるということを前置きした上で、3rdシングル「恋」、デビュー曲「ゆれて遠花火」を弦楽器中心とした新鮮味のあるアレンジでしっとりと歌い上げ、ファンも深く聴き入っていた。

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「昭和63年最後の昭和に生まれた私はほとんど歌謡曲を聴いたことがなかった。そんな私が初めて聴いてカッコイイと衝撃を受けたのが山口百恵さんでした。」と話し、ニュージーランドに留学経験のある西田はアイルランド出身のグループ「ノーランズ」が山口百恵の「いい日旅立ち」を英訳カバーした「Days That Used To Be」を英語で完璧に歌い上げ観客に拍手喝采を浴び、幅の広いパフォーマンスを披露した。

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続く企画コーナーで西田はアコースティックコンサートに因み、楽器の名前が入った曲に着目した選曲を披露。千賀かほる「真夜中のギター」、高田みずえ「私はピアノ」、ダニー飯田とパラダイス・キングから「ミスター・ベースマン」を歌唱し、「ミスター・ベースマン」はピアノ奏者のビートボックスで表現するなどウィットの利いた演出を見せ、それぞれ楽器とのスペシャルコラボレーションを存分にアピールして会場を盛り上げた。

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盛り上がりをそのままにラテン調アレンジの施された、ザ・ピーナッツ「情熱の花」を楽しそうに歌唱し女性コーラスとの情熱的な絡みをみせると会場は熱に包まれていった。歌唱を終えて会場の熱が少しずつ発散されようという頃、突然ドラムが一定のリズムを刻みだし西田がバンドメンバーの紹介をおこなっていった。紹介されたバンドメンバーの楽器の音がドラムの音に順番に重なり続ける度に会場のボルテージが徐々にピークに向かって行く。最後は西田が「最後にスペシャルサポートメンバー、会場のみなさ~ん」と会場の観客全員をスペシャルサポートメンバーと紹介し観客にクラップを求めると、楽器の演奏に観客のクラップを加える形で会場の熱は最高潮に達しステージと客席との一体感がマックスを迎えた。

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西田が客席に降り立ち観客と握手をしながら3rdシングルカップリング曲「歌は恋人」を歌唱し、その後も客席をラウンドしながら「月見草」、「雨おんな」、「涙割り」をメドレーで歌唱し前半を終了した。

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バンドメンバーによる演奏がしばらく続き、後半は装い新たにエレガントな白いロングドレスに早着替えをして、フォーク・グループバンバンの「いちご白書をもう一度」、村下孝蔵の「初恋」をそれぞれしっとりと切ない歌声で歌い上げることで前半とは異なる空気を会場に吹きこんだ。

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「7月7日でデビュー7周年に入り、10月19日に7枚目となる新曲「最後の頁」を発売させて頂くことになりました。ラッキーセブンということで、この曲で頑張っていきたいと思います。この曲は昨年リリースのアルバムに収録されていたのですが、ファンの皆さんの声でシングル化されることになりました。これからも新しい事にたくさんチャレンジしながら必ず、みなさんに恩返し出来るように頑張ります」と新曲リリースの告知と決意を伝えると会場からは「あいちゃ~ん、頑張って」「応援するよ~」など観客から西田へのメッセージが届けられた。「今日は最後に新曲のカップリング曲「ショーウインドーの雨」、新曲「最後の頁」をストーリー仕立てという新しいカタチに挑戦しながら歌わせていただきたいと思います。最後まであたたかい拍手を、たくさんの応援をありがとうございました。」と一礼すると表情を一変させて新曲の世界観の中に入っていった。

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会場が期待感に静まり返る中、ステージは西田だけを照らし「ショーウインドーの雨」に繋がる前段部分のセリフを女優になって演じ伝えると、演奏が遠くからゆっくりとせり出して来て西田がストーリーテラーの様に寄り添う様な歌声で観客を引きつけていった。ステージがまた暗くなり西田だけを照らし静まり返る会場の中、新曲「最後の頁」の前段部分を演じ、同じように寄り添う様な切ない歌声で観客を魅了していった。会場では自身の想い出に重なるのだろうかすすり泣く声がどこかしこで聞こえてきた。気がつくと西田はステージを後にしていた。

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やや戸惑いの間があってからアンコールが掛かり、西田あいが「アンコールありがとうございます」とステージに戻り、観客から温かい歓声と拍手が送られた。

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10月8日から始まった自身がレギュラー出演で司会を担当するBS日テレ「歌え!昭和のベストテン」などの出演情報をしっかりとPRしたあと、「ここで皆さんにもう一つお知らせがあります、今日ここで初めて発表させて頂くのですが、来年の7月1日に西田あい7周年記念コンサートをさせて頂くことになりました。東京有楽町よみうりホールです。感謝の気持ちと成長した姿をお見せできるよう更に精進してまいります」とファンに宣言。

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バンドメンバーを改めて呼び込み、最後は西田の盛り上げソング「ひとりにさせないで」を大きく会場にこだまする「あいちゃん」の掛け声と共に、歌唱することで締めくくった。

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整ったルックスとアイドル性、そしてミュージカル仕立ての泣き歌とその歌唱力。西田あいが「おとな向けのセツ泣きソングの女王」と呼ばれる日もそう遠くはなさそうだ。この日集まった約500人のファンは彼女の歌声に酔いしれ涙した。



■レギュラー出演
<歌え!昭和のベストテン>
BS日テレ毎週土曜21:00〜

<The BAY☆LINE>
bayfm毎週木曜16:00~18:50

<西田あいのおしゃべり♥あいランドBAR>
文化放送:毎週土曜 17:45~17:55
北海道放送:毎週土曜 17:50~18:00
東海ラジオ:毎週日曜 18:00~18:10
ラジオ大阪:毎週日曜 17:00~17:10

西田あいオフィシャルサイト

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