昭和を代表する歌手であり、国民的歌手と謳われた三波春夫を、最新の音声合成技術により甦らせた「ハルオロイド・ミナミ (HAL-O-ROID)」が発表された。
第一弾シングルとして、1963年のヒット曲「東京五輪音頭」のリメイク版、およびカバー曲となる「海の声」を10月20日(木)に配信リリース。さらに、YouTubeでは両楽曲のショートバージョンを、最新カラオケ機種「JOYSOUND MAX」、および「JOYSOUND f1」で楽しめる「うたスキ ミュージックポスト」では「東京五輪音頭」のフルサイズを、三波春夫をモデルにした「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」の3Dキャラクターが登場するオリジナル映像とともに楽しめる。
「ハルオロイド・ミナミ (HAL-O-ROID)」開発においては、名古屋工業大学による最新の「統計的パラメトリック音声合成技術」を応用し、三波春夫本人の歌唱データをモデル化することで、あたかも本人が歌っているかのような自然で滑らかな音声を実現。この技術を用いて、実存した歌手の楽曲のリメイク版を制作し、リリースすることは業界初の試みとなる。
この技術により、三波春夫の往年の声や、歌い方をさまざまな楽曲で再現することができるため、オリジナル曲にとどまらず、最新のヒット曲や話題曲をも、三波春夫が現代に甦ったかのような「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」に歌唱させることが可能となった。
今回のリリースを皮切りに、年内に第二弾のリリースを予定しているほか、出身地である米どころ新潟にちなんで、米粉を応援する楽曲のリリースも検討しているとのこと。
さらに、本日よりWindows®向け音声創作ソフトウェア「CeVIO Creative Studio S」向けのソングボイスとして「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」を無料公開。これにより、だれもが自由に好きな曲を「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」に歌唱させることが可能。その明るい歌声で日本の心を歌い、前回の東京五輪、大阪万博を盛り上げた三波春夫。その分身とも言える「ハルオロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」の今後の活躍が期待できる。
名前:ハルオロイド・ミナミ (HAL-O-ROID)
年齢:37.3歳
身長:173.73cm
体重:63.73kg
好きな食べ物:米
好きな音楽:オールジャンル
得意音域:A2~E4
2016年10月20日リリース
海の声:レコチョク / iTunes
東京五輪音頭:レコチョク / iTunes